編入と浪人、どっちにすべき?編入と浪人の5つの違いと合格難易度

「大学受験で全落ちして行くところがない…」志望校に合格できずその後の進路に悩んでいる人は少なくないと思います。僕も高3・浪人共に大学受験では全落ちを経験しました。すごく辛いですよね!もう一度浪人して踏ん張るのか、編入でチャレンジするのか、めちゃめちゃ悩みますよね。「全力でもう1回頑張ったら合格できるさ!」なんて根性論に近い周りのアドバイスも全く参考になりませんよね!そんな人はぜひ見てください!

「不合格」で心は逃げ場を失う

花の大学生活を夢見て頑張った結果、どこからも「合格」をもらえないってすごく辛いですよね。僕が高校3年生の時、全ての大学に落ちてしまい、クラスで1人だけ浪人することになりました。

落ち着いたら遊びに行くね!
夏にキャンプ行かない?

など、卒業式でみんなが花の大学生活を待ちわびている中、どこにも行くところのなかった僕はその会話に入ることができませんでした。すごく悔しくて、不甲斐なくて、自分の無力さにイライラしても、全ては自分のせいなので気持ちのぶつけようがありませんでした。

満を辞して挑んだ浪人でも、結果は再度全落ち。また僕1人だけ、どこからも「合格」をもらうことができませんでした。自分1人だけ取り残されるって、本当に怖いですよね!「不合格」の3文字を見るだけで自分がどこからも必要とされていないみたいで、社会から「お前はダメな弱い人間だ」と言われているようで、すごく悲しくなりますよね! そして「不合格」の3文字が頭にずっと浮かぶようになると、次第にこんな考えに囚われていきます。

もう一生、合格なんてできないのかもしれない…」と。

周りの期待が大きいほど、「不合格」は重いですよね!親に申し訳なくて、合わせる顔がありませんよね!思い描いていた理想の未来と異なる道を歩まなければならないことを考えると、もう先はないような気がしてすごく怖くなりますよね!「もう人生終わりなのかもしれない…」と考えてしまいますよね!
「不合格」の3文字は「できない自分」というレッテルを貼られたような、自分1人だけ人生の谷にいるような、そんな感覚になります。

浪人と編入5つの違い

大学受験に失敗するとその後浪人するのか、それとも短大や専門学校、滑り止めの4大に進学して編入するのかですごく悩むと思います。浪人して合格できるかどうかはわからないし、編入も経験者がいないので情報がなく、すごく不安になると思います。僕は浪人も編入もどちらも経験したのですが、どちらにも長所や短所、そして比較できない辛さがあります。ここでは編入と浪人の違いについてお伝えしていきます!

合格の難易度

一番気になるのはここだと思いますが、浪人すると人によっては5科目〜8科目ほど勉強しなければなりません。1つ1つの範囲がすごく広いので十分に対策を行うことが難しくなりますし、センター試験や一般試験など、かなり多くの受験生が狭い合格枠を争うことになるので倍率も非常に高くなります。

一方編入は基本的に英語、専門科目、専門科目に関する小論、大学によっては面接だけで試験が行われ、かなり少ない科目数で受験することができます。試験範囲もある程度決まっていて、8割ほどが基本問題で構成されます。合格ラインも大体75%ほどなので、応用問題が解けなくても合格することができるのです。試験日が被らなければ国公立であっても複数受験可能なので、大学を受験すればするほど、試験内容は被ってきます(近畿大学で出題された問題が京都大学で出題された年もありました)。

つまり、受験すればするほど、合格率を上げることができるのです。

そして倍率も一般試験と比較するとびっくりするくらい低く、某国立大学や有名私立大であっても比較的簡単に合格することができます。
合格の難易度を考えると、編入の方が圧倒的にメリットが大きいでしょう。

時間的な違い

浪人と編入では時間的な余裕も異なります。例えば、浪人であれば4月から勉強を始めて1月のセンター試験に備えることになりますが、その期間は約10ヶ月です。2月に二時試験や私立の一般試験があったとしても、11~12ヶ月ほどです。

浪人の場合

10ヶ月〜12ヶ月

しかし編入は、3年次編入であれば1年生の4月から2年生の9月までの約15~16 ヶ月ほどを対策に費やすことができます。編入試験は大学によって試験日が異なるため、6月に実施されることもあれば、2年生の2月に行われることもありますが、基本的には9月〜12月の間に集中しているため、浪人よりも時間的な余裕があるのです。

浪人の場合

15ヶ月〜16ヶ月

また、前述のように、編入試験は浪人よりも科目数が圧倒的に少ないため、細かいところまで対策を行うことができます。応用問題が解けなくても基礎さえ徹底的に固めることができれば合格できるため、科目数が多くて難しい浪人よりも圧倒的に合格しやすいのが特徴です。

さらに、浪人は、履歴書においては1年間の空白となります。周りから1年遅れて大学に入学するため卒業する時は23歳になりますが、編入は短期大学や専門学校に二年間通い卒業して、三年生から新しく大学生活が始まりまるので、卒業が遅れることもありません。頑張れば友達の通う大学に合格し一緒に登校することも夢ではなくなります。就職活動においても面接で1年間の空白をツッコまれることもないので、浪人と比較すると非常に有利になります。

金銭的な違い

当然ながら浪人も編入も無料ではありません。必ず経済的な制限は大半の家庭であるはずです。

まず浪人に関してですが、自宅浪人は1人で勉強するためメンタル崩壊が起きやすいとされており、それに応じて学習効率もガクッと落ちる傾向にあるため、基本的には予備校に通う受験生が多いと思います。

予備校の場合、僕は1年間で約120万円かかりました。これは大学の学費約1年分に相当します。

編入の場合、短大や専門学校、4大に進学することになりますが、1年分を「進学」に費やすことができるため、浪人をして大学に入学するルートよりもお金がかかりません。もちろん編入も予備校に通えば同じくお金はかかりますが、浪人時の予備校よりも比較的安くすみます。独学で合格することも十分に可能なため、金銭面では編入の方がメリットが大きいと思います。

編入と浪人の辛さ比較

浪人と編入では辛さの種類が根本的に異なります。浪人で仮に予備校に通うことを想定した場合、高校と同じように、同じ目標を持った仲間と一緒に勉強することができます。気持ちを共有しながら一緒に高め合っていくことができるため、モチベーションも高く保ち続けることができます。TwitterやInstagramなどのSNSを開くと

授業休講 暇なう

と友人が投稿していて言葉にできない気持ちが湧き上がってきたり、周りの友人と常に点数を比較することになるので、自分の点数が思うように伸びていないと焦りと危機感で恐怖が止まらなくなるなど、常時プレッシャーとの戦いになります。

もちろん編入もプレッシャーや危機感はかなりあるのですが、一番辛いのは周りとの温度差と孤独です。周りが毎日遊んでいる中、自分1人だけ勉強しなければなりません。最初は笑顔で話しかけてくれていた友達も、遊びのお誘いを断る回数が増えるほど関わる回数も減り、気付けば1人になります。同じ目標を持って高め合う友達もいないため、気持ちの吐き場がありません。編入は経験者が少なく、何をどのように、いつから勉強していけば良いのかなど一切情報がないので、「本当に合格できるのかな…」と、将来不安と焦りが止まらなくなります。

編入の「辛い」に関して以下の記事に詳細を記載しています。

大学編入で超つらいことTOP5選

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浪人と編入の就活への影響

上述のように、浪人の場合は空白の1年があるため就職活動の時にツッコまれる可能性がありますが、編入の場合は時間的な遅れがないのでその心配はありません。また、なぜその大学に編入したのか、どのような考えで編入しようと思ったのか、など、編入試験の面接で聞かれるような形で問われることも多くなりますが、基本的に自分の経験や考えを語れば基本的に外すことはありませんし、編入の面接のために用意したテンプレートのようなものがすでに出来上がっていることが多いので、回答にも苦労することはほとんどありません。

逆に、1つの経験に関して問われることは、他の就活生と比較すると興味を持たれている、ということでもあります。「編入の経験とそこで得た考えがその会社とどのように繋がるのか」ということを説明できれば、筋の通った綺麗にプレゼンになると思います。

浪人と編入、総合的にどっちが良いの?

浪人も編入もどちらも長所や短所があり、悩みどころではあると思うのですが、僕個人の経験からお話をすると、編入が断然オススメです!

浪人も編入も、目的は志望校への「合格」のはずです。試験の難易度や受験戦略、時間的・金銭的な余裕を考えた時に、編入の方が合格できる可能性が非常に高いのです。もちろん、友人関係で精神的に辛いと感じたり、「私って、なんでこんなに頑張ってるんだろう…」と目標を見失ってしまうことも多々あると思いますが、それを考慮しても目的が合格の場合、圧倒的な優位性を誇るのは編入だと思います。

また、友人関係で辛くなることが多いと言いましたが、それは友人とどのような関係性を築いていくのかにもよります。僕も周りの温度差で孤立していきましたが、それは周りの友人が僕のことを配慮してくれていたことが後々わかりました、「合格したら、また誘う」と。誘われなくなったこと、関わりが減ってしまったことが当時はすごくショックでしたが、「合格」の2文字を捥ぎ取った後はまた元の状態に戻ることができました。みんな大学を卒業した今でも、定期的に連絡を取りあっています。

全ては、あなた次第ですし、編入は十分に合格可能です!

大学受験に失敗して絶賛意気消沈状態かもしれませんが、まだまだ挽回することができます!諦めることなく、前進を続けてください!あなたの成功を、心から祈っています!

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ちーや

同志社(編入)→メルボルン大学開発学修士号(卒):元偏差値28の落ちこぼれ(県模試再開)。大学卒業後、マーケティングの会社を設立。現在はメルボルンのカフェを練り歩きながらSlow Lifeを謳歌中。 著書「パズル式学習法」 http://output-abstraction.xyz/puzzle-lp/