文系編入だけど大学院進学して就職大丈夫?3つのメリットとデメリット

文系の大学院に編入後、就職できるのかな?「編入」という選択を考えた時に、真っ先に思い浮かぶ疑問だと思います。文系編入を考える誰もがぶつかる壁です。「大学院進学は就職できない」という噂はつきないので、文系大学院はリスキーに思えますよね!そもそも就職的にどうなのか気になりますよね!そんな人は、ぜひ見てください!

編入生の多くが大学院進学を考える

編入試験、特に3年次編入の場合、編入後は3年生からのスタートです。大学生活にも慣れない、友達もいない新しい環境に身を浸さなければなりません。どれだけ勉強が大変で辛くても、励ましてくれる人は編入直後はいないと思います。落ち着かない日常がドンドン過ぎていく中、就職活動は始まってしまいます。

勉強するために編入したものの、就職活動に重きを置く場合、どっちつかずとなってしまうことも少なくありません。特に理系の人はそのまま就職した方が良いのか、専門分野を深めた方が良いのかで、すごく悩むと思います。

学業を取るのか、キャリアを取るのか。

目的意識がはっきりしていない人ほどその優先度にはかなりのブレがあり、自分のやりたいことと将来のこととの狭間ですごく悩みます。そして編入生の多くが、こう考えるようになります。

時間がほしい…

就職活動はしたいけど、せっかく編入したし勉強もちゃんとしたい!と思いますよね。せっかくのチャンスを無駄にしたくない!と考えますよね!

そんな時に思いつくのが、大学院進学、です。

2年間ほど時間的に余裕ができるので、学業をしっかり行いつつも、就職活動も十分に対策できるのではないかと考える編入生が多いからです。でもきっと、こんな疑問も同時に思い浮かんでくると思います。

就職って、できるの?…

大学院に進学して就職ってできるの?

日本では「大学院に進学すると就職が難しくなる」と言われています。大学院生は新卒と比べ給料を高く設定しなければならないため、会社としてはできる限り人件費を抑えようと考えるからです。じゃあその実際はとどうなのかというと、決してそんなことはありません。

大学院に進学しても就職はできます!

とは言っても、実際に大学院進学が就活にどのように影響するのかわからないと思います。以下では、編入後の大学院進学について解説していきます!

大学院進学の3つのメリット

編入後の大学院進学においては主に3つのメリットがあります。

大学院進学のメリット

・専門分野を極められる

・時間の余裕が生まれるので、就活対策ができる

・理系が文系大学院に行くと可能性が広がる

1つずつ解説していきます。

専門分野を極められる

大学院なので、言わずもがな、専門分野の知識を深めることができます。学部で学んだことよりもさらに上級レベル、且つ最先端のものを扱うことになるので、より実践的なスキルや知識を得ることができるようになります。専門分野によっては、学部の時よりも幅広い分野を扱うこともあるため、今後のご自身の進路を踏まえて専攻を選んでください!

時間の余裕が生まれるので、就活対策ができる

上述のように、大学院に進学すると時間的余裕が生まれます。切羽詰まっていた編入後よりも専門分野の知識が深まっていることが多いため、学部の時よりも「就職活動」や「自分の可能性」をより深く考えられるようになります。目標が決まれば後はそこから逆算して何をしていけば良いかを考えるだけでよくなるので、就職活動がうまくいく可能性がすごく高くなります。

理系が文系大学院に行くと可能性が広がる

理系の人であればわかると思うのですが、自分の勉強している専門分野の将来性はどうなのか、どうやって他の分野へ応用していけば良いのか、どのようにマネタイズしていけば良いのか等、今後のことをより深く考えると思います。通常の場合、学部の時に培った知識を元にそれをより深めていくことが理系の大学進学ですが、今後のことを考えて文系の大学院に進学したいと考える人も多いと思います。

結論を言うと、理系が文系大学院に行くと、可能性は広がります。

僕の経験上、文系が文系の大学院に進学すると、何もベースがないまま机上の空論で終わってしまうことが多いのですが、理系の場合、自分の専攻をどのように活かしていけば良いかという考えが根底にあるので、文系分野と合わさることでその可能性を見出すことができるようになります。

大学院進学の3つのデメリット

一方で、大学院進学には以下3つのデメリットもあります。

大学院進学のデメリット

・期待値が高い

・実戦的スキルを身につけるのが遅くなる可能性

・お金がかかる

・時間がかかる

順に解説していきます!

期待値が高い

大学院で専門分野を深めるということは、その分知識も豊富に持ち合わせているという前提やバイアスがかかります。企業から求められる期待値やハードルが学部生よりも高くなるのです。専門性が決まっている分、狙う業種や職種はある程度固まっていると思うのですが、その分「当然」の度合いも上がります。

ただし、期待値が高いというのは決してマイナスからくるものではありません。

それほどあなたの知識やスキルを必要としている証でもあります。会社で重宝され、且つ評価されるって嬉しいですよね!

実戦的スキルを身につけるのが遅くなる可能性

これは専攻によりますが、大学院で知識を深めるということは前線である現場で得られる実戦的な経験を積む時期が遅くなるということでもあります。理系がそのまま理系の大学院に進学した場合は、実戦研究に近い形になるため実務経験を得やすいのですが、文系の場合は理論とそのケーススダディをメインに行うことが多いため、実務からは遠くなる可能性があります。

お金がかかる

当然ながら、大学院は研究機関なのでお金がかかります。国立であれば初年度だけで約80万円、私立であれば約100万〜200万円必要となります。修士であれば2年間です。お金を投資する分、目的意識がはっきりしていないと、せっかくの「大学院」が無駄になってしまうことになります。

今一度ご自身のゴールを明確にするようにしてください。

時間がかかる

お金と同様に、就職するまでに時間がかかり、上述のように、実務経験を得ることが遅くなる可能性があります。時間もお金も貴重な資源なので、ご自身の目標やゴールから逆算し、本当に今のタイミングで良いのかをしっかりと考えてみてください!

編入ってそもそも就職に有利?不利?

就職は死活問題なので気になる人は多いはずです。就活においては、「学歴」は未だに重要視されているところが多く、学歴だけで弾かれてしまう企業も少なくありません。

編入の大きなメリットは、学歴を変えることができること。

そしてそれは多くの場合、就活に有利に働きます!

これには賛否両論あり、「編入生は社会で誤爆したアウトロー」とか「周りに馴染めず逃げた人間の末路」など、ネット上では散々に叩かれていますが、編入が就活でマイナスに働いた友人は僕の周りには1人もいません。むしろ「編入」が1つの目的意識を持って頑張れる人間であるということの根拠となり、プラスに捉えられることの方が多いようです。

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理系の文転(大学院)は就職でどうなの?

結論から言うと、理系であれ文系であれ、就職することは可能です。就職活動の場では圧倒的に文系が多いため、理系があまり採用されていないような印象を受けますが、絶対数が少ないだけです。

ただし、就活の面接ではその経緯を深く聞かれるので対策はしっかりとしておく必要があります。例えば、「なぜ理系から文転したのか?」と言う理由はほぼどの企業からも聞かれますし、「理系の知識を持ったあなたがなぜうちの会社へ?」など、バックグラウンドと絡めた質問も多いので、予め大まかな回答概要は準備しておいてください!

文転の理由から就職の流れまで、以下の例のように3つの要素を用いて綺麗なストーリーを作ることができれば、基本的にどの会社で面接をしても納得してもらえると思います。

理系が文転した時のストーリー3つの要素

・なぜ編入する必要があったのか

・編入でどのようなことを感じたのか(目標やゴール、働き方や考え方など)

・上記のゴールを達成するために、なぜその会社に入社する必要があるのか

海外大学院という選択肢

これまで大学院進学のメリットやデメリット、就職の可能性について触れてきましたが、「大学院」というチャンスを最大限に活かし、就職の選択肢を増やし、且つご自身の今後の可能性を爆発的に広げることのできるのが、「海外大学院進学」という道だと思います。

海外大学院では最先端の知識に触れることができますし、いろんなバックグラウンドを持った友人ができるので幅広いコネクションを作ることができます。

また、就職においてもバイリンガル専用の就活フォーラムに参加できるなど、就職の可能性を広げることもできます。バイリンガル就職フォーラムでは、日本であれば何度も面接をしなければ突破できない外資系の会社も3回ほどで内定になったり、海外在住ということでスカイプで面接可能など、かなり配慮されます。

まさに、就職の裏道のようなものです。

僕は「起業」という選択肢を取りましたが、周りの友人は難なく希望する職種・企業へと続々と内定していきました。「大学院に進学すると就職が難しい」という言葉が嘘のように、海外大卒は企業から引っ張りダコになることが多いため、悩んでいる方は1つの選択肢として可能性を考えてみてほしいな、と思います!

「大学院に進学すると就職できない」はもう時代遅れ

僕個人的な見解を述べるとするならば、大学院進学で就職できなくなるというのは、もう当てはまらなくなってきています。むしろ、より幅広い知識を持った人材が求められるようになっており、大学院は自身のその後を大きく変える転機になります。

あらゆる選択肢を鑑みながら、大学院進学を考えていただければと思います!

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ABOUTこの記事をかいた人

ちーや

同志社(編入)→メルボルン大学開発学修士号(卒):元偏差値28の落ちこぼれ(県模試再開)。大学卒業後、マーケティングの会社を設立。現在はメルボルンのカフェを練り歩きながらSlow Lifeを謳歌中。 著書「パズル式学習法」 http://output-abstraction.xyz/puzzle-lp/