大学編入で戦えるTOEICの点数と僕が2ヶ月で340点伸ばした勉強法

編入でTOEICが必要なのに、全然点数が伸びない!編入生の誰もがこの壁にぶつかります。僕も編入試験を受験する時は、同じように頭を抱えました。編入先の大学によってはTOEICで一定の点数を取っていなければ受験資格を与えてもらえないなど、状況はますます厳しくなっています。それはわかっていても「TOEICって難しいんじゃないの?」など、いろんな疑問が浮かびますよね!「実際にどう勉強どうしたら点数伸びるの?」と考えてしまいますよね!そんな人は、ぜひ見てください!

ちーや
この記事の最後に記事内容を要約したYouTube動画を貼っています。文字よりも動画の方が頭に入りやすいな、という方は、記事下にあるYouTubeをどうぞー!

大学編入でTOEICを求める大学は多い!

編入試験にTOEICが必要とされる大学は年々増えています。年度によって実施状況や募集要項は異なりますが、以下はTOEICが求められる主要な大学一覧です。

国立大学

・京都大学(法・経済・工)

・大阪大学(外国語)

・神戸大学(法・経営・海・農・文)

・名古屋大学(経済)

・北海道大学(工)

・筑波大学(理・情報・生命環境)

・広島大学(理[生]・理[地]・工・生)

・横浜国立大学(経済・理)

・千葉大学(工・看)

・茨城大学(工)

私立大学

・上智大学(文[哲・史・国文・英文・独・仏・新聞]・総合[教育・心理・社会・社会福祉]・法[法・国際・地]・経済[経済・経営]・外国[英・仏・イスパニア・露・ポルトガル]・理[物質・機能・情報])

・早稲田大学(商)

・同志社大学(社・スポーツ・生命)

・関西大学(文・社・システム・環境・化・法・文・経済・商・)

・立命館大学(理)

・専修大学(文・英米・英コミュ)

・明治学院大学(国際・国際キャリア)

・獨協大学(外[英・交流文化])

大学編入でTOEICを重要視すべき3つの理由

かなりの多くの大学で英語の筆記試験の代わりに提出を求められるTOEICですが、ここでは僕の考えるTOEICの重要性についてリストアップしていきます!

TOEICはいろんな大学で使える

多くの大学編入でTOEICが求められるということは、裏を返せば、いろんな大学でTOEICの点数を使うことができる、ということです。個別に受ける筆記試験では、仮にその大学での筆記試験の結果が良くても、他の大学にそれが応用されることはありませんが、TOEICは1回でも高得点を取ることができればその他の大学の合格率も同時に上げることができるのです!これは僕の経験則ですが、京都大学や大阪大学、神戸大学など、受験している学生の顔ぶれは基本的に同じです。関関同立レベルであってもこれは変わりません。

TOEICの対策には比較的多くの時間が必要になるため、取り組むには相当な根気と体力が必要になりますが、それに値するに十分な費用対効果があります!

TOEICの準備には時間がかかる!

TOEIC対策を重要視しなければならない一番の理由は、上述した「いろんな大学に使える」こと、そして、「受験できる回数が予め決まっていること」の2つです。2年次編入であれ、3年次編入であれ、受験するその日は確実にやってきます。そしてその期間に受けることのできるTOEICの回数は、増やすことも減らすこともできません。

当然ですが、受験回数が増えれば増えるほど、TOEICで高得点を取れる可能性は高くなります。早めに対策を始めれば、他の受験生よりもそれだけ優位になります。

そもそも1発で結果を残さなければならない筆記試験は、言ってしまえば、少しリスキーなものです。何回でも挑戦可能なTOEICで点数を固めることは、編入試験で「合格」するために非常に重要です。

大学編入後も有利になる

編入試験中に取得したTOEICは編入後にも自分を大いに助ける可能性があります。例えば、編入後は単位がどれだけ兌換されるのかによって、どのくらいの科目数を編入先の大学で受講しなければならないかも変わってきます。京都大学(経済)の場合は、合格すると45単位ほどしか認めてもらえないので、編入後の大学生活が授業で手一杯になります。

しかし、TOEICで高得点を取っていると、それを単位として認めてもらえることがあります。おそらく単位数としては2単位〜4単位ほどですが、1講義あたり30時間受講しなければならないと考えると、それだけでかなりの余裕が生まれることになります。

また、近年ではグローバル化の影響で、高い語学力を持った学生を欲しがる企業が増えています。それに伴い、履歴書にTOEICを書かせる企業も続々と増加しています。編入試験で使用するTOEICそれ自体は、SpeakingやWritingが含まれていないので、英語力の証明自体としては少々不足するものがあるのですが、就職活動においては未だにTOEICが基準値となっています。

いずれにせよ、TOEICは編入生を助ける一助になることは間違いありません!

大学編入で使うTOEICの点数の目安は?

結論から言うと、大体720〜740が目安です。このくらいの点数を取得していれば、ある程度どの大学を受験しても戦うことができると思います。例えば、740点持っている知人が神戸大学(経営)に合格しましたし、680で関西大学(商)に合格した人もいます。

重要なのは、編入におけるTOEICの基準は大学によって異なるということ。

どの大学のどの学部を受験するのかによって、戦えるラインは大きく変わります。700点で横浜国立大学(経済)に合格した人もいれば、920点で神戸大学(経営)に不合格になった知人まで、様々です。

720〜740は、あくまで「戦える基準」として考えてください。

僕が2ヶ月でTOEICを340点(420→760)伸ばした方法

ここでは分野別に僕が行った対策について解説していきます! 各セクション(文法、リーディング、リスニング)それぞれやることは少し異なりますが、心に留めておいてほしいことが1つだけあります。

TOEICの勉強において、応用は一切必要ない。

僕がTOEICの点数を瞬発的に伸ばすためにやったことは、ただただ、「英語の基礎」をゴリゴリに固めること、ただそれだけです。

「編入試験に合格したい」「TOEICで高得点を取りたい」と本気で考えているのであれば、むしろ、難しいことはしないでください。僕個人的な意見としては、700点を取るまで応用は必要ありません。英語の基礎力はその後の応用理解にも繋がっていく超重要事項なので、最初はそこだけに重きを置いて勉強してください!

文法編

僕が使用していた文法書は、中村澄子著の「千本ノック」シリーズ。

それまでの僕は英文法にすごく苦手意識があって、複雑で難しい区別や違いに遭遇するたびに「だから英語の勉強って嫌なんだよなぁ…」と思っていたのですが、「千本ノック」はトピック毎にポイントが綺麗にまとめられていて、解説もかなり細かく噛み砕かれているので、英語力ゼロだった僕でも1つずつ整理しながら取り組むことができました。

問題を解いて、その答え合わせとして文法解説があり、「その他の解答がどうして間違いなのか」など、学習者の思考に沿って説明してくれているので、間違えた「理由」を簡単に発見することのできる良書だと思います。

このシリーズの一番の魅力は、超手軽に取り組めること。

文法解説だけでなく、問題も厳選してあって非常に解きやすいため、3分で多くの文法問題に触れることができます。超手軽なので、電車に乗っている時などの隙間時間に勉強できて非常に便利です!

また、文法の基礎を固めるために、「英文読解入門基本はここだ!」を使用しました。

中学校・高校レベルの文法をサクッと復習するのにすごく便利です。「TOEICで高得点を取るためには高度で複雑な文法を勉強しなきゃ!」と、ついつい勢い余ってしまうものですが、TOEICの問題を冷静に見てみると、使われている英文法の70%〜80%は基本的なものばかりです。仮に応用を勉強したとしても基礎ができていない状態では10%も理解することはできないと思います。

人はいきなり「0→10」に飛躍することはありません。高く飛ぶための土台を固め「0→1」ができて初めて「1→10」にすることができます。むしろ「0→1」さえできてしまえば、あとはそこに比重を置くだけで自然と「1→10」になるので、比較的簡単に伸びていきます。

TOEICの勉強において、難しいことは必要ないのです。

リスニング編

結論から言うと、「TOEIC公式問題集」のリスニングをひたすらシャドウイングしました。

シャドウイング

話者が話している通りのスピードと発音を真似ながら英語を話すこと

また、シャドウイングをする際はいくつか注意事項があります!

シャドウイングを行う時の3つの注意点

・音読する英語の文章は、全てワカル状態

・英文は短くて簡単なものを使用する

・ワカラナイ部分だけをリスニングする

音読する英語の文章は、全てワカル状態

英文の中にわからない単語や、文法的に繋がりが見えないものがある状態でシャドウイングしてしまうと、英文が英文として頭の中に入って来にくく、結果としてシャドウイングの効果が薄れてしまいます。音読とやっていることは同じで、読んでいて、「あれ、ただ読んでるだけで英語の意味全然頭に入ってこない…」的な現象が起こるのは、単語や文法が頭の中で不明瞭だったり、または英語の音が気になって英語そのものの意味に意識が向かないためです。

シャドウイングの効果を最大限上げるためにも、シャドウイングに使う英文の中身は徹底的に調べておいてください。

英文は短くて簡単なものを使用する

ここでの目的は「音を脳に認識させること」であって、難解な英文を読み解くこと ではありません。特に TOEICでは簡単な表現が 8 割ほど使用されていて、難しい言葉はあまり出てきません。簡単な表現をいかに的確に聞き取ることができるかを問われる試験でもあるため、時間を効率的に使うためにも、必ずこのルールは守ってください。

ワカラナイ部分だけをリスニングする

リスニングあるあるですが、伸びない人がよくやってしまう典型的なものがこれです。

リスニングの全てを聞いてしまう…

学習全般においてそうですが、勉強の基本は「ワカラナイ部分を減らすこと」、であって、ワカル部分を重複学習することではありません。リスニングで聞き取れるところを何度も聞く必要はないのです。

そもそもリスニングで聞き取れない一番の理由は、脳がその音を「英語」として認識していないこと。

シャドウイングで実際に発声し、使用することで、脳はいち早くその音を「英語」として認識するようになります。英語がワカラナイ理由は大きく分けると5つあり、この「ワカラナイ」を埋めていくことで英語力は加速度的にグングン伸びていきます。詳しい詳細は別記事を参照してください。

リーディング編

リーディングに関しても、使用したのはTOEICの公式問題集だけです。勉強法はリスニングとほとんど同じで、問題をひとまず解いてワカラナイところを発見し、ワカラナイ部分がなくなったらひたすら音読(シャドウイング)しました。

リスニングの時と異なる点は、単語の意味や文法的な繋がりを意識すること。

リスニングでは「音を認識する」ことがシャドウイングの目的でしたが、リーディングにおいては「英語の繋がりを理解する」ことが目的であるため、リスニングの時よりも音読するスピードを落とすことがポイントです。

人は意識の置き方によって世界の切り取り方が変わるとされており、それは英語学習においても全く同じことが言えます。目的意識をどこに置くかによって、学習効率も大きく異なるので、今自分が何を達成するためにその行為を行なっているのかを考えながら勉強を進めると、周りとの間に大きな学力の差を生むことができます!

また、リーディングには単語力が大きく影響しますが、単語の覚え方に関しては以下の記事を参照してください。

【落ちこぼれだった僕が 1 ヶ月で英単語 4000 語(単語帳 2 冊分)を暗記した簡単 な方法と 60 の法則】

TOEICは基礎が全て!

「2ヶ月でTOEICを340点(420→760)上昇!」とだけ聞くと、「何か特別のことをしたのかな?」とか、「才能あったんじゃないかな?」なんて思ってしまうと思いますが、決してそんなことはありません。

基礎をゴリゴリに固めるだけで良いのです。

TOEICの勉強に応用は必要ないのです。

華やかな部分に目が行きがちですが、勝ちをもぎ取れるかどうかは基礎をどれだけ極められるかでもあります。原点に立ち返り、土台に穴がないのかを今一度確認して頂きたいな、と思います。

また、この勉強法は書籍「パズル式学習法」とリンクしているので、そちらも合わせてご参照頂けると理解がより深くなると思います!

 

【YouTube動画で記事内容を簡単に解説!】

【この記事を読んだ人は以下の記事もチェックしています】

この記事を読んだ人は、以下の記事もチェックしています

【永久保存版】大学編入の英語対策と勉強法!合格したい人は必ず見てください。

2018.10.24

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUTこの記事をかいた人

ちーや

同志社(編入)→メルボルン大学開発学修士号(卒):元偏差値28の落ちこぼれ(県模試再開)。大学卒業後、マーケティングの会社を設立。現在はメルボルンのカフェを練り歩きながらSlow Lifeを謳歌中。 著書「パズル式学習法」 http://output-abstraction.xyz/puzzle-lp/