大学編入で超つらいことTOP5選

僕が編入の情報発信を行うようになってから、たくさんの人と出会うことができた。かなり多くの人が受験に失敗し、悔しい想いをするなど、編入を通して共感できる部分もたくさんあった。その中でも、「つらいこと」は特に反響が大きく、みんな感じることは同じだった。今回は僕が経験した編入で超辛かったこと5選とその対処法について書いていこうと思う。

ちーや
この記事の最後に記事内容を要約したYouTube動画を貼っています。文字よりも動画の方が頭に入りやすいな、という方は、記事下にあるYouTubeをどうぞー!

高校の卒業式

僕は高校3年生の頃、クラスで1人だけどこにも合格することができなかった。偏差値28を叩き出した高校3年の夏以来、僕の学力はどれだけ勉強量を増やしても伸びていくことはなく、結局それは受験当日まで水平線を辿った。

そして、僕一人だけ、浪人することとなった。

高校卒業の日

卒業おめでとう!!
落ち着いたら東京に遊びにいくね!!
次の夏休みみんなでどこか旅行行かない?

みんなそれぞれ進路が決まり、今後の明るい未来について超満面の笑みで話していた。会話に入りたくても僕には行くところがないから、「〇〇に遊びにきてね!」なんて言えないし、浪人するからみんなと旅行の話をすることもできない。

みんなと卒業を祝いたくても素直に喜べない自分がいて、「自分は何て自己中で、なんて小さい人間なんだろう?…」と何度も思った。

卒業式は自己否定の泥沼に浸かり、みんなと笑って「またね!」と言うことすらできなかった。

温度差

僕は浪人したが、どこからも合格の二文字をもらうことができなかった。色々と思うところはあったものの、編入ができるという京都の小さな短大に行くことを決意し、人生を編入に委ねることとなった。

でも当時の短大で「編入ができる」というのは名ばかりで、ぶっちゃけた話を晒せば、“協定校推薦”で編入ができるということだった。つまり、短大の成績さえ良ければ、短大が用意した大学に推薦でいけるという制度。協定校推薦でいける大学に、僕の行きたい大学はなかったため、自力で一般編入試験を突破する必要があった。

しかし、短大でそんなコロンブスのような挑戦者マインドを持つ学生は多くはなかった。と言うか、僕だけだった。

周りの友人は協定校推薦を狙う人ばかり。普段やることも違えば、生活スタイルも異なる。勉強量に関しては熱を込めて取り組まない限り、勉強法を知らない当時の僕にはこなせるものではなかった。一緒に勉強することはあっても彼らの勉強の比重が軽い分、周りとの温度差はどんどん開いていった。集中力が切れるとみんな喋り込んでしまうため、僕も勉強に集中することができなかった。

みんなの話に混ざりたいと思っても、浪人までして結局どこにも合格できなかった不甲斐ない自分を思い出すとどうしてもその場を立ち去るしかなく、温度差のあるところでの勉強はできなくなっていった。

友人との距離感

温度差が開けば開くほど、僕と友人らの生活スタイルはかけ離れて行くばかりだった。周りの友人は大学生活を謳歌している中、自分一人だけ勉強しなければならない。温度差が過熱するほどメンタルはどんどん冷え込んでいき、勉強への熱も冷めてしまいそうになった。

中でも一番辛かったのは、友人の誘いを断る時。

編入を目指すといっても、みんなほぼ協定組。生活は一般的な大学生と変わらないため、遊びのお誘いが毎日あり、その度に話を断り、机に向かわなければならなかった。

何のために今勉強しているんだろう?…

何のためにこんな辛い想いをしているんだろう?…

話を断れば断るほど友人との距離は開いていき、短大1年生の10月以降、とうとう誰からも遊びに誘われなくなってしまった。

背水の陣

編入試験を受ける学生は基本的に4大生が多い。4大生の場合、仮に編入試験に失敗したとしても今在学している大学に戻ることができるため、進む道が断絶することはない。

一方、僕らのような短大・専門組は編入試験に失敗してしまうと、次に行く場所がない。1つでも合格をもぎ取っておかないと、また居場所を失い、人生に迷うことになる。

当時の僕は正直なところ

ちーや
4大生羨ましいなぁ…

なんて思っていた。受からなくても何とかなるし、プレッシャーやストレスを感じることなく勉強することができるので、気楽に編入試験を受けられるじゃねーかこの野郎ッ!と、思っていたからだ。

でも後々知った話、実際は違った。

4大生も僕ら短大・専門組と同じように、背水の陣だった。4大であっても周りが遊んでいる中勉強しなければならないし、温度差との間でもがかなければならない。お誘いを断り続けることで友人との距離も開いていくことも短大・専門組となんら変わらない。仮に編入試験に失敗しても大学には戻れるとはいえ、コミュニティから断絶した彼らに帰る場所は大学の中にはないことが多かった。

ちーや
編入を志す人たちはみんな、同じ壁にぶつかるんだな・・・

と、少しだけ救われた気がした。

合格発表

編入試験は大学によって試験日が違う。そしてもちろん、合格発表日も各々異なる。

試験は主に9月から12月中旬までがメインで行われるが、大学によっては6月に実施されるところもあり、早めに合格を勝ち取る学生も少なくない。

周りの友人が早めに合格をもぎ取ると、正直めちゃめちゃ焦る。

また自分だけ取り残されるのではないか、と、超不安になる。

特に僕の場合は協定組が8月くらいに一気に合格を決めた。一般試験に挑戦するコロンブスは短大では本当に超マイナーだったので、合格を1つ取るまでの期間は精神的に本当に辛かった。

おそらくこれは編入試験者の全員に当てはまることだと思う。

予備校に行けばそれぞれ違う大学を受験することが多いので、このプレッシャーは如実に現れる。特に一緒に机を並べて勉強していた人がいち早く編入試験の舞台から「上がる」と、孤独感や危機感が尋常じゃなく押し寄せる。

周りが遊び始めると、焦りにますます拍車がかかる。

合格と不合格で線引きされるこのドライな社会において、合格の重みは自分だけでなく、他人の精神面にも大きく影響するのだ。

編入試験の辛さを乗り越えるコツと対策

以上と5つが、僕が主に苦しんだことだったが、今振り返ると対処できることは多かった。

人間関係と勉強法

編入試験で一番苦しむのは、人間関係だ。温度差が激しく、お誘いを断り、コミュニティから遠ざかるほど、人との距離は開いていく。言葉を人と交わさない状態を続けていると、人は鬱になっていく傾向にあり、気分が下向きになり、勉強の生産性も落ちる等、良いことなしだ。人間関係が多少開いていくことは、編入を志す以上仕方ないが、勉強の生産性を落とすことは最早本末転倒だ。

ではどのようにして、メンタルを保てばう良いのだろう?

話は少しそれるようだが、昔の僕は、本当に頭が悪かった。何をどう頑張っても学力が伸びることがなかった。そんな僕も恩師と出会い、正しい勉強法を知った。それまで一切伸びることのない学力も、彼との出会いをきっかけに、見違えるように伸びていった。

日本の学習における勘違いはたくさんあるし、それに惑わされることは少なくい。

「机に向かって勉強する」

という固定概念も、そのうちの1つだ。

そもそも、勉強は机に向かってするものではない。計算をしたり等、机が必ず必要な場合を除き、机に向かい続ける勉強は脳科学的には非生産的なものとなってしまう。

僕も学力が伸びない頃は机に向かう=絶対だったが

恩師
そもそもなんで机に向かって勉強しなければならないんだっけ?

と問われてから、机に向かわなくなった。

そして、これまで大量に費やしていた勉強時間も、極めて減っていった。

これが人間関係とどう関係していくのかというと、机に向かわなくても良いということは、外に出られる、ということだ。編入試験だけでなく、勉強を行うときは部屋に篭り、机に向かってガリガリ行うことが美徳のように考えられているが、部屋に篭ってしまえばそれだけ人との接触回数は減ってしまう。

接触回数が減ってしまえば、話す頻度も落ちてしまう。そして会話が減ると、メンタルは下降気流に乗ってしまう。

だから、勉強の生産性を向上させるのであれば、ぜひ、外に出てほしい。

脳は外に出るだけでも活性化する。正確には、歩くと活発に動くようになっている。座りっぱなしの勉強は、脳の生産性を落とすだけにとどまらず、人の気持ちを下向きにさせてしまう。

※メルボルン大学でも、スタンディングデスクがいろんなところにあるし、座りっぱなしの状況をできるだけ避けるよう、グループワークが組まれたりしている。

また、外に出れば、人とのセッション回数が増える。

「おはよう!」

「元気?」

そんなちょっとした会話をするだけでも、人の気持ちは上向きになることが脳科学の実験で実証されている。

孤独は、何よりも辛い。

勉強でわからないことよりも、人との距離が開いていくことの方が、何倍も辛い。部屋にできるだけ引きこもることなく、人との会話を大事にしていってほしいと思う。

受験日対策

人間関係の次に辛いのは、焦りや危機感だ。特に、友人から合格を先にもぎ取って来られた時の危機感と焦りは言葉に荒らすことのできるようなものではない。

人生オワル・・・

そんな感覚に陥ってしまう。でもこれに関しては、比較的対策はしやすい。

人よりも早めに合格をもぎ取れば良い。

編入試験は大学によって試験日程が異なる。早めに設定されている大学もあれば、年度末に実施されるところもある。自分の目指している学部や専攻で、最も受験日が早く、そして最も合格発表日が早いところを受験すると良い。

それが例え自分が目指していない大学だったとしても、1つ合格を持っているだけでメンタルヘルスはかなり改善されるし、試験を受けるだけで自分の穴がどこにあるのかを確かめる数少ないチャンスでもある。

特に専門科目は試験範囲が経済学なら経済学で限定されている以上、レベルの高低に関わらず、試験問題は被ってくる。

※僕の時は4大学でほぼ同じ問題・トピックが出題された

受験は言わば、戦略ゲームだ。

いかに合格率を上げるかどうかの勝負であって、そこに自分のプライドは必要ない。ご自身の目的に合わせて、戦略をよくよく考えていただきたいと思う。

まとめ

編入試験で辛かったことをまとめると以下となる。

編入で辛いこと

高校の卒業式

温度差

友人との距離感

背水の陣

合格発表

そしてその対策として以下2つをお伝えした。

編入の辛さ対策

人とのセッション回数を増やす勉強法

受験戦略

これは完全に受け売りだが、壁にぶつかった時、これは何のチャンスだろう?と考えると、物事や思考がプラスに好転する。

僕の経験上、辛くても、その努力に付随する何かが必ずある。

辛いことも超あった編入試験だったけど、今振り返れば、ただの通過点。

人生においてはほんの一瞬だ。

ご自身の将来キャリアを見据えた時に今何が必要なのか、なぜ今踏ん張らなければならないのかを考えると、辛いことも、チャンスに変わる。

 

【YouTube動画で記事内容を簡単に解説!】

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ちーや

同志社(編入)→メルボルン大学開発学修士号(卒):元偏差値28の落ちこぼれ(県模試再開)。大学卒業後、マーケティングの会社を設立。現在はメルボルンのカフェを練り歩きながらSlow Lifeを謳歌中。 著書「パズル式学習法」 http://output-abstraction.xyz/puzzle-lp/