編入がきついと感じた時に読んでください。編入を志す人に伝えたいこと

どうもこんにちは、ちーやです!

編入試験って「きつい」とか「大変」などのイメージがあると思います。僕も実際編入試験を受けると決めた時は編入に対してのマイナスのイメージがあって、中々前に進むことができませんでした。編入に対して「きついな」「難しいのかな」と思っている人、今編入試験真っ只中で「きつい」「しんどい」と感じている人はぜひみてください!

編入は誰でも「きつい」と思ってしまう

編入受験者は全国の一般大学入試受験者と比較すると、たったの1%ほどだと言われていて、編入経験者が周りにいる環境というのは決して多くはありません。僕の場合も、協定校推薦で短大から編入した人はいましたが、一般入試で編入を突破した勇者は一人もいませんでした。

編入経験者が周りにいなければ、生の情報を得ることは中々できないため、編入の具体的なイメージを掴むことができません。「編入試験ってそもそもどういうもの?」「どんな勉強をしたら良いの?」など、考えれば考えるほど、ワカラナイことばかりだと思います。そんな曖昧なことばかり考えていると、やがてこんな不安に駆られるようになります。

編入って、きついのかな?…

編入がきついと感じるのには理由がある

編入できついと感じる原因は主に「編入前」と「編入後」とで分けることができます。

編入前に感じる「きつい」

編入前に感じる「きつい」は主に7つあります。

編入がきつい7つの理由

編入は狭き門!?

高い解答率でも合格できない!?

高い英語力?

高い専門性?

友人関係

在学している大学

バイト

1つずつ解説していきます!

編入は倍率が高くて合格者も少ない!?

編入の倍率を調べると、おそらく誰もが驚愕すると思います。

倍率めちゃめちゃ高いじゃん
え、合格者少なッ…

どの大学を受験するかによりますが、基本的に編入の倍率は大学の一般入試と比較すると平均で2~3倍ほど高いので、浪人や仮面の方が明らかに入りやすいのではないかと思ってしまいますよね。実際僕もそうだろうと思っていました。「編入のレベルって相当高いんだな」「狭き門なんだな」と。

数字だけ見れば、誰もが「編入はきつい」と思うはずです。

70%~80%解答できても合格できるかわからない!?

ネットの情報だけ眺めていると、こんな情報も書かれています。

「70%~80%解答できたとしても、受からないこともある」

ほぼ全部正解でなければ合格できないことになるので、これだけみると「編入きつい」と思わざるを得ないと思います。大学一般入試の80%であれば、そこそこの国立大にも受験することができるので、先に述べた合格者数等々のことを考えると浪人や仮面の方が魅力的に見えてきます。

高い英語力が必要!?

編入試験では英語の筆記試験をTOEICに置き換えている大学が増えてきており、その制度を採用する大学は増加傾向にあります。

※京都大学(経済)はTOEFLに変わりました

ネットには編入試験に必要なTOEICの点数は大体600〜700点と書かれているため、TOEICを受験したことのない人にとってはハードルが極めて高いものだと感じると思います。僕もTOEICは短大に入学するまで受験したことは一度もなく、その数字を見た時は「きついかもしれない」と思いました。

高い専門性を求められる!?

大学一般入試であれば、決まった科目の、決まった範囲内を勉強することで点数を稼ぐことができるため、そこまで高い専門性を求められることはありませんが、編入試験では科目数が少ない分、センター試験などと比べると深いところまで聞かれるのだと思ってしまいます。

また、専門科目のことを一切知らないので、どこまで勉強して良いかという区切りや範囲がわからないこと、そして勉強したことがない新しい分野に手をつけるということの不安が「きつい」というイメージを頭に植え付けてしまいます。

僕は経済学を専攻することになりましたが、それまで経済学に触れたことはありませんでした。特に経済学は数学を使うということだったので、センター試験で0点を叩き出した僕にできるのか、とても不安でした。

周りとの温度差がきつい!?

これは編入試験受験者の誰もが経験することですが、編入試験中は周りとの温度差に苦しむことになります。友人たちが遊びに出かけ楽しんでいる中、自分は一人で勉強しなければならない状況というのは、頭で考えている以上に苦痛です。特に一番きついのは友人からの遊びのお誘いを断らなければならないこと。断って残念そうな顔をされる度に、心が痛くなります。そして断れば断るほど次第にお誘いは少なくなり、友人との距離は開いていって、最終的に孤独になることもあります。

編入は長くて2年間の長期的なものですので、1人でいる生活を続けていると次第に虚無感に襲われ、「自分、何やってるんだろう?…」「今、何のために勉強しているんだろう?」「こんなことやってて、意味あるのかな?」等々のマイナスな感情になっていきます。

在学している大学の授業と平行しなければならない!?

編入試験を受験するためには今在学している大学で(3年次編入の場合)60単位ほど取得しなければなりません。2年生後期になれば編入試験が始まることを考えると、1年生の時期に大量に単位を取得し、ある程度余裕を持って勉強する必要があります。フル単位で講義を受講し、課題をこなし、テスト勉強もしなければならない一方、編入試験の英語や専門科目の勉強も同時にこなさなければならないので、時間に追われます。

周りが遊んでいる姿を見ていると、時間に追われている自分が次第に惨めに思えてくることもあり、きついと感じる頻度も多くなっていきます。

バイトでお金を稼がなければならない!?

誰もがみんな経済的に余裕があるわけではありません。人によってはバイトで自分の生活費や受験代を稼がなければならない人もいると思います。稼がなければならない額にもよりますが、週4日以上働かなければならない状況であれば、時間的余裕はますますなくなります。

将来に投資をしたくても、今を生きるために必死の人にとっては、体力的にも、精神的にもきつい期間になります。

編入後に感じる「きつい」

編入後に感じる「きつい」は主に5つです。

編入後にきつい5つのこと

単位

履修登録

授業内容

卒論

友人関係

順に説明していきます!

認定された単位数によってはきついと感じる!?

編入できついと感じる筆頭かもしれませんが、編入後に認定される単位が少なければ、それだけきついと感じる頻度は増えていきます。特に50単位以下の単位を認められた場合、取得しなければならない講義数が増えるので、課題やテストなど、シンプルに大変になります。また、必修科目が同じ時間帯に被ってしまうと、次の学期に再度受講しなければならないため、とてもきつくなります。

一番きついと感じたのは、講義内容がわからなかったこと。

僕は短大でドイツ語の単位を取得していましたが、短大で学んでいた内容とは全くレベルが違ったため、ワカラナイの連続でした。また、基本的に必修を受講している人は1、2年生でグループもできているので、ワカラナイ時に聞ける人は一人もいませんでした。

卒論の準備で大変!?

早い人は2年生から時間をじっくりかけて卒論の準備をする人もいますが、3年次編入で入学するとその進捗は明らかに遅れます。完成度が高い人の卒論を見るとますます焦りが募って、やらなければならないという危機感に襲われます。しかし、卒論は基本的にゼミの先生の指導に沿って行なうため、自分で進めることができない場合も多々あります。早く進めたい気持ちと、それができない現実の間で、気持ちは焦る一方です。

友達付き合い

これも「編入きつい」と感じる主な理由だと思います。3年次編入すると、すでにグループが固まってしまっているので、そこに飛び込むのは相当な勇気がいります。仮に勇気を振り絞ったとしても、会話の中に入れずに疎外感を感じることも少なくないため、また1歩踏み込む勇気がなくなってしまい、億劫になればなるほど、一人になる可能性も高くなってしまいます。花の大学生活に孤独のイメージを持っている人はいないため、「編入ってきついんじゃないかな?」と思ってしまうのです。

実際編入って、きついの?

上述のように編入には多くの「きつい」理由がありますが、その本当のことを教えてくれる人はそんなに多くはありません。ここでは「編入きつい」に関して、僕の思うところを述べていきます。

編入の難易度は全然高くない!

ネットに載っている倍率は本当の倍率ではありません。確かに受験生の数と合格者数は間違いないデータなのですが、そこには載っていないものがあります。

受験者のレベルです。

編入試験受験者のレベルは思った以上に高くはありません。ボーダーが高く設定されていたとしても、戦えるレベルにいる人はそこまで多くはないのです。

また、ここは勘違いしやすいところではあるのですが、編入の倍率と編入試験の難易度は全く持って別問題です。倍率が高ければ高いほど難しいと思うかもしれませんが、そもそもボーダーに届かない人が多く、戦える人は限られているため、受験者数だけ多くても実質倍率はかなり低いことが多いのです。

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英語力はそこまで高くない

まず声を大にして言いたいのは、1回TOEICを受験してみてください。TOEIC700点は思っているほど、越えられない壁ではありません。3年次編入であれば、早めに対策を始めれば、多い人は8回以上は受験することができます。8回もチャンスがあって、正しい勉強法さえあれば、TOEICの点数は必ず伸びていきます。

実際僕は、最初の受験は400点以下で、700点なんて本当に超えられるのか不安でしたが、最終的には720点ほどになりました。僕の志望していた受験校でTOEICを採用しているところはあまりなかったこと、且つ専門科目の勉強に重点を置きたかったという理由から、2年生になってからは勉強しませんでしたが、英語の基礎力すらなかった僕でも超えることができました。

決して不可能ではないのです。

専門性もそこまで深くない

専門性に関しても、新しい分野だからと言ってビビる必要は一切ありません。専門科目に関しては、東大に行っていようが、京大生であろうが、0からのスタートです。特に編入生であれば、誰もが基礎から勉強を始めることになります。

僕は数学を中学校から放棄していたため、基礎の基礎もわかっていない状態で経済学を勉強することになりました。もちろんワカラナイことも多くて苦労もありましたが、一旦わかり始めたら連鎖的にわかるようになるもので、徐々に解ける問題は増えていきました。

また、専門科目に関しては範囲が広く、その他の分野と重複することもあって境界線はないように感じるかもしれませんが、出題される問題はある程度決まっています。そして、答え方も、決まっています。編入試験の70%〜80%が基本問題で構成されていて、7~8割取れれば合格することができます。

つまり、応用問題を解けるようになる必要はそんなにないのです。

「70%〜80%の正答率があっても合格できない可能性がある」と言われていますが、合格することの方が圧倒的に多いです。そもそも受験生のレベルはそこまで高くなく、戦える人は思っているほど多くはないので、8割の正答率があれば95%の人は受かります。滅多に起きないことを考えるより、可能性が大いにある方を考えた方が明らかに生産的です。

周りとの温度差

正直これは、一番きついことだと思いますが、距離が離れていく中でわかってくれる人、理解してくれる友人も必ずいます。僕の場合も友人との温度差で距離は離れていきましたが、彼らは僕のことを嫌いになって離れて行ったわけではなく、「編入試験が落ち着いたら、また誘おう」と、気を使ってくれていたようです。編入試験に合格した時は自分のことのように、泣いて喜んでくれた友達もいました。

大切なのは、今自分が何をどのように考えているのかということを、周りにちゃんと伝えてあげること。

仮にあなたの友人が理解のある人であっても、あなたが言葉足らずの状態では周りはあなたを理解することはできません。自分の気持ちを直接ぶつけるのはあまりよろしくないとされる昨今ですが、ある程度曝け出した方が理解される可能性は高くなると思います。

編入試験に対して自分の背中を押すことにもなるので、周りの友人にもあなたが編入試験を頑張っていることを伝えてあげてください。

在学している大学のこと

正直これは人によりますが、専門科目を変えずに編入する場合、編入試験の勉強を大学の講義を通して行うことができるので、そこまできついと感じることはないと思います。問題は、一切関連性のない学部に在籍している場合。このケースは自分で時間を作って勉強しなければならないので大変にはなりますが、科目数も少なく、且つ自分の好きなことを勉強をするので、精神的には仮面浪人よりもきつくはないと思います。自分の興味ある分野の勉強だからなので楽しいと思うことも増えますし、どこか違う世界のことを勉強している虚無感は一般の大学受験に比べて多くはありません。

勉強時間の確保についてもコツさえ掴めば短時間で大きな学習効果を上げることも可能なので、バイトをしていたとしても、編入試験を合格することは十分に可能です。

編入後の単位数と授業

先に述べたように、取得単位数が少なければシンプルに大変にはなりますが、大半の授業がこれまで勉強してきた内容の復習に近い感じになります。もちろん勉強していないこと(ドイツ語や統計、計量経済学など)は新しく勉強することにはなりますが、全てではありません。編入試験でかなり勉強している人は、編入後の授業70%は復習に近くなると思います。卒論に関しても、大半の人が3年生の後半から卒論を書き始めるので、2年生から準備している人は稀です。先生の指導に沿りながら周りのペースに合わせて進めていけば、必ず書き上げることができるようになっています。

編入を突破した人で卒業できない人をこれまで見たことがないので、安心してください。

編入後の友人関係

最初に風穴を開けるのはとても難しいかもしれませんが、友達の輪は編入後でもいくらでも広げることができます。僕も最初は不安で仕方ありませんでしたが、最終的には1年生から在籍している人たちよりも多くの友人に囲まれ、充実した楽しい大学生活を送ることができました。

僕が実践した友人の輪の作り方は以下の記事に詳細を載せているので、参考にしてみてください。

編入はきついと感じている人に伝えたいこと

僕は高3、浪人、共に大学受験で全落ちしました。どこにも行くところがなく、流れで京都の小さな短大へ行くことに。どれだけ勉強時間を増やしても学力は一切伸びることはなく、勉強の才能なんてものは皆無だった僕でしたが、編入試験を突破して同志社大学に入学した後は、加速度的に成長することができ、オーストラリアの東京大学と呼ばれている「メルボルン大学」まで歩みを進めることができました。

編入で辛いこともたくさん経験しましたが、今振り返ると、編入試験を経験できて本当に良かったと思っています。あの時の自分があるからこそ、今こうして海外の地に立つことができているのだと思います。

編入にはいろんな不安が付きまといますが、それを乗り越えた先には考えることのできないほど、大きな未来が待っています。諦めることなく、ぜひ頑張ってください!

あなたの未来が色鮮やかに開ける日を、心から願っています。

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ちーや

同志社(編入)→メルボルン大学開発学修士号(卒):元偏差値28の落ちこぼれ(県模試再開)。大学卒業後、マーケティングの会社を設立。現在はメルボルンのカフェを練り歩きながらSlow Lifeを謳歌中。 著書「パズル式学習法」 http://output-abstraction.xyz/puzzle-lp/