大学編入の倍率でビビってるあなたへ!編入の本当の難易度と合格可能性

僕がまだ短大へ入学して間もない頃、編入試験に関しては何の情報もなく、完全にお先真っ暗な状況でした。

ちーや
ネットを調べても出てこんやんけ・・・

情報がない分超不安だったし、編入経験者は滅多にいないので、編入試験の難易度や倍率など個別具体的な情報を得るのは中々難しいものがありました。その中でも試験に関するお話。試験内容や倍率などは、特に知りたい情報の1つでした。今回は編入試験の倍率に関して焦点を絞り、受験者数と合格者数、並びに、僕が経験してきたことを元にお話していこうと思います。

※僕の専門は経済学だったため、それ以外の科目に関しては倍率が異なる場合があります。

ちーや
この記事の最後に記事内容を要約したYouTube動画を貼っています。文字よりも動画の方が頭に入りやすいな、という方は、記事下にあるYouTubeをどうぞー!

編入倍率~産近甲龍編~

受ける大学によってまちまちですが、レベルが高くなればなるほど、当然ながらその倍率も高くなります。  

産近甲龍の倍率

1.1〜1.3倍

  これだけでもかなり低いのですが、合格ラインもかなり低く設定されていると思います。  

合格ライン

80%〜85%が基礎問題

60%〜70%で合格

面接も受験科目になっているところがありますが、聞かれることは大概が志望理由や専門科目に関する基本的な内容なのでそんなに難しくはありません。僕の経験上ですが、面接の点数配分はそんなに高いわけではないので、面接練習をするよりもペーパーテストに専念すべきかと思います。 7割強取れれば受かってしまうので。

編入倍率~関関同立編~

※立命館大学、同志社大学(経)に関しては編入試験制度が廃止されました

同志社に関しては毎年大体50人~70人が受験し、15人~20人が合格するため、数字だけ見れば2.5倍~3倍ですが、この数字はあまり信用しない方が良いかと思います。確かに受験者数は相当数いますが、そのうちちゃんと戦えるレベルにはあるのは大体25人~30人ほどだからです。つまり、実質倍率は以下のような感じに。  

同志社の実質倍率

2倍、もしくはそれ以下

  「産近甲龍」や「関関同立」を受験していると、大体顔ぶれが同じになってきます。その中でも合格者というのはお互いに顔を合わせる機会があるので、誰が合格者で、誰がそうでないかがある程度わかってくるのです。そこから判断すると、実質倍率は2倍くらいかな、と予想できるわけです。 ※僕の後輩や教え子も同じような話をしていたので、おそらく間違いないかと思います。 問題内容に関しては以下の通りです。  

合格ライン

75%〜80%が基本問題

75%以上で合格

英語もそこまで難解なものは出題されないので、比較的通りやすい、狙い目の大学だと思います。

※編入試験を始める前はbe動詞すらわからなかった友達や、同志社以外どこにも受からなかった後輩や教え子らが、1ヶ月で同志社を突破するなどの事例があるため、そこまでレベルが高いわけではないな、という気がしています。

関西学院や関西大はさらに倍率が落ちています。  

関西学院大/関西大

1.8倍、もしくはそれ以下

併願して自分の力がどれほどなのか?どこに自分の抜けがあるのか?、等を見つけるための練習場として受験するのもありかと思います。 ※関西学院は英語がTOEIC制となっており、ボーダーも650点以上あれば戦えるため、かなり狙い目の大学だと思います。

編入倍率~京阪神名編~

京都大学

大阪大学

神戸大学

名古屋大学

このレベルになるとお話は一気に変わってきます。

京都大学

僕の年の受験者数はどれも150人を超え、京大に関しては180人以上が一斉に顔を揃えました。そのうち合格できたのは16人。

京都大学の実質倍率

10倍、もしくはそれ以上

基本問題も影を潜め、応用問題が容赦なく出題されます。京大の経済学は比較的簡単なことで有名ですが、突然、その年の時事問題が出題されたり等、少しだけイレギュラーな面を含んでいます。

京都大学の合格ライン

85%

※現在京都大学の英語はTOEFL制が採用されており、試験で一発勝負をする必要がなくなったこと、且つ、TOEFL制採用により受験者数が減ったため、以前よりは合格しやすいのではと思います。

大阪大学

阪大は日本の経済史や統計など、文系押しでは対処しきれない部分が多く、受験生をかなり悩ませるものとなっていて、正答率も京都大学よりも低いラインで合格できるとされています。

大阪大学の合格ライン

60%

それほど阪大の編入試験は超難解です。個人的には、編入試験においては、阪大が1番難しいのではないかと思っているくらいです。 しかし、全てに対処しなければいけないかというとそういうわけではなく、統計が0点でも経済学などその他分野で点数を稼げれば、合格することはできるかと思います。 ※現に僕の知人は統計0点で合格しました。 おそらく数字だけ見ると倍率は9倍ほどですが、実際に戦える人はかなり少数です。  

大阪大学の実質倍率

5倍、もしくはそれ以上

しかし前述のように、問題は超難解です。

神戸大学

神戸大の場合、経済学は阪大ほど難しくはありませんが、数学か小論文のどちらかを選択しなければなりません。僕の周りや後輩、教え子を見ていると、合格者には共通していることがあります。

数学受験者の方が通りやすい

対策をしていれば解けないことはないですし、数学で満点を取ることも可能なので、迷っている場合は数学選択をオススメします。また、神戸大の英語は毎年比較的簡単で解きやすい問題となっていますがその分合格ラインは高くなっています。  

神戸大学の合格ライン

英語は85%以上

経済学は80%

 英語で点差をつけることは難しいため、TOEICを760点以上お持ちの方であれば経営学で勝負するのもアリかと思います。

※1 経済学で受験する場合、英語はペーパーテストですが経営学先行の場合、英語の試験はTOEICに置き替えられます。

※2 経営学は英語の試験がない代わりに面接があります。経営学だけでなく経済学の知識も問われることがあります。 受験者数と合格者数から考えると倍率は以下の通りになります。  

神戸大学の実質倍率

8倍

名古屋大学

名古屋大学の場合、英語は現在TOEIC制が採用されており、点差をつけることはできません。経済学受験であっても、経営学の問題が容赦なく出題されたりと中々ハードな内容ですが、経済学の切り口から説明できれば合格の糸口はつかめます。受験者数は年によっては京都大学を超えることもありますし、以前は9月だった試験も現在は11月に変更となったこともあってさらに増加傾向にあるようです。  

  また、名古屋大学の合格ラインは経営学が出題される年とそうでない年で変動するようです。  

名古屋大学の合格ライン

70%〜80%

編入は合格できる!

倍率というのは数字だけでは判断できない部分があり、意外に低いことがあります。一方で最高峰のレベルになると最早倍率などは関係なく、いかにミスをしないかという当人の実力勝負となってきます。11月は京阪神名の受験が一斉に行われます。戦略的にどの大学を受験するのかあらかじめ決めておき、それが早ければ早いほど有利になることは間違いありません。

また、出題範囲が限定されてる以上どこの大学を受験しようが出題内容は被ってきます。受ければ受けるほど自分の穴がどこにあるのかを見つけることができるため、“場慣れ”という意味合いだけでなく本命でミスしないよう経験を積むことも念頭に入れて戦略的に併願していく必要があります。編入試験の日程は待ってはくれないので試験から逆算してゴールまで一直線につき進めるよう予定を組んでいきましょう!

編入は、必ず合格することができます!

僕は小さな短大から同志社大学に編入しました。編入で得ることのできたものは大きく、その後も「オーストラリアの東京大学」と呼ばれるメルボルン大学へと進学・卒業しました。編入はお先真っ暗なように見えるし、倍率などを見ると合格できる未来なんて想像できないと思いますが、正しい勉強法でしっかりと対策を行えば合格できるものです。迷っている方は、ぜひチャレンジしてみてください!

編入があなたの人生の転機になることを、心から祈っています!

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以下の記事に僕が行なっていた編入英語対策をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!

【永久保存版】大学編入の英語対策と勉強法!合格したい人は必ず見てください。

2018.10.24

【YouTube動画で記事内容を簡単に解説!】

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ABOUTこの記事をかいた人

ちーや

同志社(編入)→メルボルン大学開発学修士号(卒):元偏差値28の落ちこぼれ(県模試再開)。大学卒業後、マーケティングの会社を設立。現在はメルボルンのカフェを練り歩きながらSlow Lifeを謳歌中。 著書「パズル式学習法」 http://output-abstraction.xyz/puzzle-lp/