大学編入の面接ってどんな質問されるの?超頻出質問10選と対策

編入試験って特殊なので、何から始めて良いかわからない人は多いと思います。特に面接はどのようなものなのか、どんな内容が問われるのか等、わからないことが多いと思います。私が編入試験を経験した時も面接は魔窟のようなもので、どのように答えて良いのか物凄く悩みました。これから編入試験を受ける方、面接に不安を抱えている方、面接で好印象を残したい方は、ぜひ見てください!

ちーや
この記事の最後に記事内容を要約したYouTube動画を貼っています。文字よりも動画の方が頭に入りやすいな、という方は、記事下にあるYouTubeをどうぞー!

編入試験の面接は悩む人が多い

編入試験はかなり特殊なので、情報が極めて少ないことが特徴です。センター試験などの大学一般試験受験者数と比較すると、その数は比べるまでもありません。経験者が少なく、情報を得ることが難しいため、対策も取りづらくなります。

特に面接は、編入試験経験者であっても、面接を経験している方は極僅かなので、情報を得るのは難しいとされています。

私が編入試験の面接を控えている時も、同じように悩みました。「編入の面接ってどんなもの?」「何が問われるんだろう?」「どのように答えたら良いんだろう?」疑問やわからないことが多ければ多いほど、それは不安へと変わっていき、次第にこんな想いに駆られるようになります。

編入試験、合格できるのかな?…

編入の面接形式とは?

編入の面接は筆記試験の後昼食を挟んで大体10分〜20分で行われます。大学や専攻によっては筆記試験合格者のみ別日に行うこともあります。基本的に1対複数で実施され、学生1人に対し、2〜4人の教授が面接を行います。私は試験期間中2回の面接を受けたのですが、その時は2人と4人でした。話が温暖に進むこともあれば、たまに圧迫してくる人もいて、各々役割があるんだろうな、なんて思ったことを覚えています。

面接の服装

多くの人はスーツで面接を受けていましたが、それが直接合否に響くということはないようです。

(私服で面接を受けた友人が合格していたので)

あくまで筆記試験を重視する大学が多く、面接はあくまで参考程度に実施することが多いようです。試験内容がTOEICと面接だけの場合は、筆記試験がない分、面接の比重が大きいので、十分に注意が必要です。

面接で問われやすい10の質問

大学や専攻によって質問される内容は様々ですが、大まかには10の質問にまとめることができます。

筆記試験の手応えは?

編入の友人たちと話していたらわかるのですが、この質問は主に2つの目的があると考えられます。

まず1つ目が、面接をリラックスして受けられるようにしていること。緊張して何も話せず、実力を発揮できない学生は少なくないため、試験を突破する力があってもそれを見せることができなければ大学側としても機会損失は大きくなります。学生の真意を引き出すために、カジュアルな質問として問われることが多いようです。

2つ目の目的は、自分を客観的に見ることができるのか、ということを見ているようです。これはあくまで予想ですが、多くの場合、面接は筆記試験の後、お昼を挟んで実施されます。人によっては面接が行われる時には試験の点数が出ていることもあり、その整合性が取れているかということを見られるケースも少なからずあるのだと思います。仮にその時に点数が出ていなかったとしても、「手応えを数字として控えておき、その後実際の点数と比較する」ということを聞いたことがあります。この質問に関しては嘘をつくことなく、正直に答えるのがベストですが、具体的な%や数字を問われることがなければ「完璧ではありませんが、悪くなかったと思っています」と答えるのが無難だと思います。

なぜ編入試験を決意したのか?

これはどの大学でもほぼ問われる志望動機のようなものです。面接は事前に提出しておいた志望理由書をもとに進められるので、志望理由書の内容を忘れてしまった場合、結構危険です。志望理由書を書いたら、必ずコピーを取っておいてください。

私の場合、短大に在籍していたので、2年間という時間の制限を主に強調しました。

例)深く学ぶためには2年間という時間ではあまりに短いため、特に〇〇というテーマについては△△という点で興味があるため、深く掘り下げたいと考えております。

ポイントは、〇〇というテーマや、△△という点など、具体的に提示すること。漠然とした内容でごまかすと、逆にそこをツッコまれて爆死する可能性があります。

なぜウチの大学なのか?他大学ではダメなのか?

これは上記の質問と連結している場合が多いのですが、先の質問の次に問われたら場合は非常にラッキーです。というのも、〇〇というテーマ、△△という点を編入試験先の大学の特色に合わせて答えるだけで良いからです。予め質問されている内容と繋げることで話に一貫性を持たせることができ、且つその大学の特色と掛け合わせることで、「ここじゃないとダメなんです!」ということを全面に押し出すことができます。

これに上手く答えるためには、その大学にどのような先生がいるのか、という、志望する指導教員を予め選定しておく必要があります。また、これは大学によりますが、試験監督をしていた先生が面接官である可能性が高いので、私は予め顔つきの教授一覧表をコピーして試験会場に持っていき、それと照らし合わせて彼らの専攻を予め頭に入れていました。彼らの専攻をうまく答えることができれば好印象を残しやすくなるからです。

しかし、その分野に自信がない場合は、逆に悪印象を与える可能性があるので、注意が必要です。

苦手な専門科目

私は経済学専攻だったのですが、数学がとてつもなく苦手でした。センター試験では0点でしたし、未だに経済学で使用する以外の数学は、一切わかりません。

しかし、経済学専攻で数学が苦手であるということを面接で答えてしまうと、入学した後のことをツッコまれたり、卒業できないかもしれないなどの不安要素を煽る可能性があるため、注意が必要です。

無難な答えは、その分野とは関係性の薄いものをチョイスすると良いでしょう。

例)「法関係が複雑ですごく苦手でした。しかし、入学後に国際関係を学ぶ際に、国際法などは特に重要になってくると感じているので、これから少しずつ克服していきたいと考えています」

ポイントは直接的に関わりが薄いものを選択すること、そして「苦手だけど、これから克服したい」という旨を、何かしら理由をつけて強調すること。苦手意識のあるものに対してどのように考えているのかということを問われているので、「これからどう向き合うのか?」ということに言及すると良いでしょう。

英語は得意ですか?

これはどの学部でも聞かれることの多い質問です。そもそも大学とは本来「研究機関」であり、いろんな文献を読む必要があります。その際、日本の文献だけではカバーしきれないもの、特に海外の方が研究が最先端である場合、英語の文献に触れる必要があります。その時に英語が苦手であれば、研究に対して障害となる可能性があるため、学生に問う大学が多いのだと思います。

アカデミックの場では英語の中でも文献を読む力「Reading」が最も重要視されるため、そこに言及しながら、その他英語の要素も苦手だけど克服していくということを伝えると良いでしょう。

例)Readingなどの読解には自信があるのですが、リスニングやスピーキングに関しては勉強不足で海外の学会へ行くレベルには程遠いため、これから少しずつ取り組んでいきたいと考えています。

大学院は行きますか?

これは人や専攻によりますが、工学部などの理系ではほぼ間違いなく聞かれる質問のようです。先にも説明したように、大学は本来「研究機関」なので、今後どのようにテーマを絞り、研究していくのか?ということが問われます。先に述べた、〇〇というテーマ、△△という点を具体的に掘り下げ、どのようなアプローチを取っていくかということに言及することで、大学院に対する答えは比較的簡単にできるかと思います。

勉強以外に学生生活で努力したことはありますか?

この質問はやや斜め45度かもしれませんが、日々の中からいかに学びを得ることができるのか、どのような姿勢でいるのか?ということを問われることが多いようです。趣味、友人関係、最近あった出来事など、些細なことでも構わないので、それをプラスにするストーリーを考えてみると上手な話になります。

例)(私の答え)

母が司書で児童用の絵本を担当しているのですが、私は元々絵本には全く興味がありませんでした。子供が読むものでしょ、と思っていたので。しかし先日、母と絵本の話になったため、「なぜ児童用絵本を担当しているのか?つまらなくない?」と聞いてみたところ、「子供には大人がどこかに置き忘れてしまった感受性を持っていて、私たちには見えないもの、想像できないことがあるんだよね、だから新しい発見があって、面白いんだよ」と言っていて、自分の視点は何て狭いんだ!と思いました。自分の世界は言葉だけでなく、むしろ言葉で表現できないものを「想像」として膨らませることで広げることができるんだ、ということを知りました。偏見や固定観念を捨て、新しい考えを受け入れていく姿勢が、自分を成長させていくんだなと、気付くことができました。

大学で頑張りたい事

再喝になりますが、大学は「研究機関」であるため、今後の研究プランを問うケースが大半です。しかしその一方で、勉学以外のことが、新しい視点を得るという意味でアカデミックの生産性を向上させることも十分に理解している先生が多いので、学業以外で何を重視して生活を送るのか?ということを質問されることがあります。

ここでのポイントは、「勉強を頑張る」というのは大前提で、それにプラスαの話が必要です。

例えば、「勉学に重きを置きつつも、交友関係を広げて自分の知見を広げていけたらと考えています」と答えると、勉強をおろそかにしないこと、且つ積極的にその他のことへ参加していく姿勢を見せることができるので、無難且つ有効な答えとなります。

他大学は受験したか?

国立大の場合は定員数が決まっているため、合格者辞退は極めて痛手です。よって、他の大学を受験していて、且つその大学が第一志望ではない場合、不合格にされることがあるようです。厳しい大学ではその場で入学確約書的なものを書かされることも。迷わず「第一志望です」ということを強く押した方が良いでしょう。

時事問題(専門的な質問)

面接では「最近気になっていることは何か?」という質問と類似して、「時事問題で興味のあるものはありますか?」ということも問われやすいです。

私の場合は経済学のことについて聞かれましたし、友人はゲーム理論について具体的に聞かれていました。

これに関しては、普段からどの理論がどのように応用されているのか、それを解決するためにどのような施策が現在行われているのか?など、「自分の言葉」で説明できるようにしておけば、基本的に対策は必要ないと思います。

私の時は増税とTPPがとてもホッとな話題だったので、そのことを徹底的に力説しました。(ちょっと熱く語りすぎた節はあったのですが。。。笑)

準備すべき質問の答えは?

面接に関しては準備することに越したことはないのですが、どの質問が飛んでくるのか完璧に予想することはできません。なので、問われる確率の高い質問の答えを優先的に用意し、筆記試験対策に時間を割く必要があります。

私が準備した答えは、以下6つです。

面接で準備した6つの質問

志望理由

なぜその大学なのか

在学している大学で学んだこと(頑張ったこと)

編入先の大学で頑張りたいこと(将来プラン)

卒論プラン(履修科目など)

時事(最近気になっていること)

面接で絶対に言ってはいけないこと

編入の面接ではタブーと言って良いほど、口にしてはいけない答えがあります。

それは、学歴取りたいということ。

日本では、大学は就職教育機関という認識がありますが、本来は研究機関であるため、「学歴」を口にした時点で研究する意思がないと判断されてしまいます。結果的に学を取ることになりますが、そういう気持ちがあったとしても、絶対に言葉にしないようにしてください!

自信のなさは、悪印象を与える!?

人は面接になると、どうしても、難しい言葉を使って、自分をより良く見せようとしてしまいます。自分に自信がないからです。日本人は特に見栄を張る人種だと言われていて、英語は中高6年または大学でも勉強しているのに、ネイティブスピーカーにCan you speak English? と聞かれると、あなたはNo,I can’t.とか I can’t speak English.と答える人が多いようです。

シンプルに、自信がないのです。

特に面接は自分をよりよく見せたい。より優秀に見られたいと考えて難しい言葉を使ったり、オーバーな表現に伝えがちですが、今まで通っていた大学からの成績が面接官の手元には届いているのでウソは通用しません。偽ることなく、でも熱意だけは全面的にきちんと伝えましょう。

「自信があって、頭良いな、この人」と思うような人は、大抵難しい言葉は使わず、簡単に説明していきます。難しいことほど、簡単に!言葉は選んで使用してくださいね!

一番大切なのは、コミュニケーション

そもそも論ですが、編入に限らず、色々な面接の場でコミュニケーションがちゃんと取れるかどうか、自己PRをきちんとできるかどうかというのは、面接の中ではかなり重要です。自己プレゼンを上手に行うというのは、「自分」とちゃんと向き合い、しっかりと分析できていなければ、中々人の心に響かせることはできません。あなたがその大学にふさわしい学生であるかどうか、それを論理的に説明することができるかどうかが重要なポイントになってきます。

難しい言葉を使う必要はなく、簡潔に、与えられた時間の中でいかに「自分」を出せるか、です。あなたの性格を分析し、自分の長所を例に挙げて簡潔に伝えましょう。

ここで大切なのは、「絞る」こと。

面接慣れしていない場合はあれこれと情報を盛り込もうとしてしまいますが、簡潔、且つ一貫性を持たせるためにも、自分の最もアピールできるものを1つに絞ってください。これまでの学生時代・部活動・アルバイト・ボランティア・留学経験などを例にして話すとアピールしたいことがあちこちに飛ばずにすみます。反対に短所を聞かれることありますが、リーダーシップを取れるようなタイプではありませんが、その分チームワークを崩さず、協調性を活かして、縁の下の力持ち的存在を目指します。というように、「譲歩」しながらも前を向く姿勢を全面に出すと、好印象を持たれやすくなるのでオススメです!

大学編入の面接はそこまで難しくはない

編入の面接は情報が少なく対策がしづらい印象があるかと思いますが、一人の経験者として声を大にしたいのは、面接はそこまで難しくないよ、ということ。

面接官は温暖であれ、圧迫であれ、人間です。そしてあなたも、人間です。

どうすれば相手に自分の気持ちや想いを伝えることができるかを考えれば、難しい表現や堅苦しい言葉などは使用しないと思いますし、どのように説明すれば理解されるのか?ということを深く考えると思います。あなたの熱意と努力が相手に伝わるよう、今一度「自分」を考えてみてください。

重要なので、もう一度言いますね。

「編入の面接は、難しくない

 

【YouTube動画で記事内容を簡単に解説!】

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ちーや

同志社(編入)→メルボルン大学開発学修士号(卒):元偏差値28の落ちこぼれ(県模試再開)。大学卒業後、マーケティングの会社を設立。現在はメルボルンのカフェを練り歩きながらSlow Lifeを謳歌中。 著書「パズル式学習法」 http://output-abstraction.xyz/puzzle-lp/